
世界ヴィーガンデーに寄せて「食」からヴィーガンを考えてみた
こんにちは!LOVST TOKYOのアンです。
11月1日は「世界ヴィーガンデー」。ヴィーガンのライフスタイルをより広く知ってもらおうという目的のもと、制定されている日です。
そこで今回のStaff Blogでは、ヴィーガンの食生活に焦点を当て、「プラントベースとなにが違うの?」「グルテンフリーやオーガニックと同じ?」といった、よくある質問に答えていきたいと思います!
「そういえばヴィーガンって、なんとなくしか分かっていなかったかも!」という方に、ぜひ、読んでいただきたいです。
そもそも「ヴィーガン」ってなに?

食べ物のパッケージやコスメなど、最近いろいろなところで目にするけれど、実はあまり深く知られていない「ヴィーガン」という言葉。
簡潔に言ってしまうと、ヴィーガンは「動物を搾取すべきではない」という考え方に基づく、「食にとどまらない倫理的な立場を含んでいるライフスタイル」のことなんです。
(言葉の定義や「完全菜食主義者」との違いはコチラの記事で詳しくお話ししているので、気になった方はぜひ、読んでみてください!)
そのため、その考え方から派生して、動物由来の原料を使用していない食品、日用品、ファッションアイテムなどが「ヴィーガンの製品」として共通の認識を持たれています。
ヴィーガンはなにを食べているの?

ヴィーガンの考え方に基づいたライフスタイルを送る人たちは、肉・魚・乳製品・卵・はちみつといった「動物に由来する食品」 を食べません。
そういった面で、ベジタリアンやペスカタリアンと一緒に語られることがあるんですね。
「じゃあ、ヴィーガンって毎日サラダだけを食べているの?」と思われることもありますが、それは大きな誤解。
実際には、豆や穀物、野菜、果物、ナッツや種子類などを組み合わせ、豊かな食生活を送っているケースが多いです。
さらに、LOVST TOKYOが出店させていただくことも多い「ビーガングルメ祭り」でも見られるように、近年ではハンバーガーやラーメンなど、見た目も味も動物性さながらのヴィーガンメニューが次々と開発されています。
もちろん、そのような特殊なメニューだけでなく、納豆やお豆腐などの馴染みがある食材の中でも動物性の原料を使っていなものが多く存在するので、意外と身近な食材から取り組むことも可能です。
プラントベースとの違いは?

ここでよく混同されるのが「プラントベース」という言葉。プラントベースは、直訳すると「植物をもとにした」という意味で、ここには「動物を搾取すべきではない」といった倫理的な観点は含まれていません。
つまり、「プラントベースの食生活」とは、健康や環境への配慮など、さまざまな理由で植物性の食材を基本にしている食生活のことを指しています。
ヴィーガンは、食だけでなく、ライフスタイル全般において、「動物を搾取すべきではない」という姿勢が根底にあるために区別されますが、ここには「動物性のものを使用しない」という大きな共通点がありますよね!
グルテンフリーやオーガニックと同じ?

これもよくある質問ですが、ヴィーガン=グルテンフリーではありません。小麦由来のグルテンは植物性なので、ヴィーガン食には含まれる可能性は十分にあります。
また、オーガニック=ヴィーガンでもありません。オーガニックは「農薬や化学肥料を使わない農法」のことを指すので、動物性かどうかとは関係がないですよね。たとえば「オーガニック牛乳」はオーガニックですが、ヴィーガンとはいえません。
では、なぜこれらは同じ系統のものとして見られることが多いのでしょうか。
もしかすると、ヴィーガンやプラントベースの食べ物自体に健康的なイメージがあり、同じく健康に良いイメージがあるグルテンフリーやオーガニックの食品ととても似ているように映るのかもしれませんね!
アニマルフリーの選択肢を、ファッションにも

「世界ヴィーガンデー」に際して、今回は「ヴィーガン」というキーワードを軸にお話しさせていただきましたが、LOVST TOKYOがヴィーガンレザーのアイテムをつくっているのは、「ファッションにおけるアニマルフリーの選択肢を増やしていきたい」という想いからです。
食においても、ファッションにおいても、暮らしの中で小さなプラスの選択を積み重ねていくことが、やがて大きな変化を生み出すと、私たちは信じています。
より良い未来のために、一歩を踏み出そうとしている皆さまが、我慢しなくても自分らしくファッションを楽しめるように。
LOVST TOKYOはこれからも、動物たちや地球のことを想う皆さまのすぐそばにあるブランドとして、寄り添っていきます。
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