今さら聞けない「ヴィーガン」って一体なに？

こんにちは！LOVST TOKYOのアンです。

突然ですが、実はLOVST TOKYOのブランド名には、「愛（LOve）を持ってヴィーガン/多様性（Vegan/Variety）な考え方を一番(1ST)に尊重できる文化をTOKYO（東京）から発信していく」というメッセージが込められています。

最近では、さまざまな場所でよく聞くようになってきたこの「ヴィーガン」という言葉ですが、「実際のところどんな考え方で、いつ生まれたものなの？」と疑問に思う方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今日は、世界ヴィーガンデーに際して、私たちのブランドの軸のひとつでもある「ヴィーガン」について、お話ししたいと思います。

 

 

「ヴィーガン」は野菜しか食べない人のこと？

 

そもそも「ヴィーガン」は、「ヴィーガニズム」という言葉から派生しています。

この「ヴィーガニズム」とは、「実践可能な限り、人間は動物を搾取することなく生きるべき」という考え方です。

1940年代にイギリスで生まれた「ヴィーガニズム」は、徐々に定義をアップデートし、1988年からは現在の定義が用いられています。

「ヴィーガンは野菜しか食べない人」と思われがちですが、改めて確認してみると、実はどこにも「完全菜食主義」という表現は入っていません。

つまり「ヴィーガン」とは、「ライフスタイル全般において不可能でない限り動物を搾取することのない選択をしている人」というのが、より正確な認識になります。

ですが、当然「ヴィーガニズム」を志して生活する人は動物を犠牲にしない食のライフスタイルを選択するため、その側面が際立って「完全菜食主義者」と表現されることが多いのかなと思います。

私たちは、ヴィーガンレザープロダクトを展開していますが、これには「ファッションにおいても動物を犠牲にするべきではない」というヴィーガンの考え方に寄り添いたいという気持ちが込められています。

 

 

 最近増えてきた「クライマタリアン」

 

一方で、現在は地球環境に真剣に向き合った上で、動物性の製品を避ける生活をしている人たちもいます。

最近では、そういった方たちは「Climete（気候）」という単語から派生した「クライマタリアン」と呼ばれているそうです！

「クライマタリアン」にとって何より重要なのは、より環境の負荷の少ない生活を心がけること。

その結果、温室効果ガス排出量が一際多い動物性の食品を避け、プラントベースの食生活を心がける方が多いと言われています。

 

 

LOVST TOKYOが「ヴィーガンプロダクト」を開発する意義

 

「ヴィーガン」と「クライマタリアン」は、きっかけは異なりつつも、結果としてプラントベースの生活を志しているという点で、一緒に語られることも少なくありません。

そして私たちは、動物や環境に配慮し、行動を起こしている「ヴィーガン」や「クライマタリアン」の考え方に強く共感し、尊重したいと考えています。

そのため、「ファッションのために動物を犠牲にするのはやめよう」「畜産業に加担してしまうレザー製品の使用はやめよう」と思い立ったときに、まず最初に手を伸ばしてもらえるような存在になっていきたいです。

 

 

なぜ「植物性」のヴィーガンレザー？

 

すでに市場には多くの「ヴィーガンレザー＝合成皮革」が存在していますが、LOVST TOKYOは「植物性のヴィーガンレザー」にこだわっています。

その理由も、ここまでお話ししてきた「動物も環境も犠牲にしないファッション」に関わってきます。

「ただ単に動物性のものを使わなければ、それでいいのか？」というと、私たちはそうではないと考えています。

植物性のヴィーガンレザーは、従来のヴィーガンレザーよりも石油由来の原料の使用を抑えているため、より環境に配慮されています。

高品質な「アップルレザー」をはじめとした植物性ヴィーガンレザーアイテムをお届けすることで、動物にも環境にも配慮したファッションの選択肢を広げていきたいと思っています！

 

 

LOVST TOKYOの取り組み

 

LOVST TOKYOでは、ヴィーガンプロダクトの販売以外にも、よりよい地球の未来をつくっていくための取り組みを進めています。

例えば、オリジナルポイントシステム「LT-SEED」では、貯まったポイントを植樹活動を行う団体に寄付できるシステムを採用しています。

さらに、1年間の有効期限を超えてしまったお買い物ポイントは、自動的に植樹活動を行う団体に寄付されます。

結果として昨年（2022年）は、「製品製造におけるCO2排出量ゼロ」の目標を達成するだけでなく、最終的にマイナスにすることができました。

 

カーボンオフセットリポートはこちら

 

また、保護猫・保護犬の譲渡活動を行うNPO法人や、サンクチュアリへの寄付も実施しています。

先日の「World Animal Dayキャンペーン」では、期間中に28,649円をハニーズサンクチュアリに寄付することができました！

ご賛同いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

地球も動物も犠牲にしない未来を目指して

 

今回は改めて「ヴィーガンとは何か？」についてお話ししてみました。

よく耳にするようになった「ヴィーガン」という言葉について、少しでもイメージしやすくなっていれば幸いです！

今後もLOVST TOKYOでは、動物たちや地球環境の未来を想いアクションを起こしている方たちに向けて、より気持ちよくファッションを楽しめる選択肢を提供していきたいと思っています。

「もっとこんな取り組みを推進してほしい！」というユーザーの皆さまのお声にも常に耳を傾けていきたいと思っているので、ぜひお気軽にご連絡ください！