articles/wed_0605_mm.jpg

「世界環境デー」に考える! 手持ちバッグとのサステナブルなお別れ方法

目次

みなさんこんにちは! LOVST TOKYOのナナミです。

 6月5日は「世界環境デー」。地球全体で環境保全の大切さを改めて考え、行動の契機としていこうという日です。

LOVST TOKYOでは、「動物や環境問題に配慮するライフスタイルを送る中で覚え“罪悪感”に寄り添いたい」という信念を大切にしています。例えば、クローゼットで眠っていたバッグの処分を検討する際、こんなモヤモヤを感じたことはありませんか?

 

「いらなくなったバッグをゴミとして捨てることに後ろめたさがある」

「もう気分的にはいらないけれど、無理に使い続けた方が良いのかな…」 

 

そこで今回は、役目を終えた手持ちバッグとのサステナブルなお別れ方法についてリサーチしてみました!

 

バッグの状態でお別れ方法を判断する

まずは、手持ちのバッグの状態をチェックして、どんな風にお別れするのか判断してみましょう!

 

処分するにはもったいないケース 

 「少し汚れはあるけれど、人によっては気にならないかも…」

「やや使用感はあるけれど、壊れている箇所はなく、まだ使えそう」

 こういった場合は、処分してしまうのはもったいないと感じますよね。自分にとってはもう気分じゃないバッグも、もしかしたら他の人は魅力的に感じるかもしれません。セカンドハンド品としての販売等、新しい持ち主に繋げる方法を検討してみましょう。

「新しい持ち主に繋げよう」へ進む

 

バッグとしては十分に役目を終えたケース

「表面が色落ちしたり擦れていたりして、くたびれた印象がある」

「破れや故障している箇所がある」 

リペアをして使い続ける方法もありますが、もしそれが叶わなかった場合、「十分に役目を果たした」と感じるバッグは、思い切って処分を検討する必要がありそうです。

しかし、ただゴミとして処分するのには気が引けるという方も少なくないと思います。そんなときは、素材のリサイクルに繋がる回収に出すのがおすすめです。

「素材をリサイクルできる回収に出す」へ進む 

それぞれの方法について詳しくご紹介します!

 

 新しい持ち主に繋げる方法

1.フリマアプリに出品してみる

最近では、匿名でやりとりできるサービスが増え、より気軽に利用しやすくなったフリマアプリ。利用者の多い大手サービスを利用することで、同じブランドを好きな人にも繋がりやすく、新しい持ち主を探しやすいのがメリットです。

私自身も、似合わなくなってしまった洋服やバッグを手放す際に、よく利用しています。また、売上金をアプリ内のお買い物に使えるのも嬉しいポイントです。

 

2.リサイクルショップや古着屋に持ち込む

フリマアプリのように「出品したアイテムが売れるまで待つのは性に合わない」という方は、リサイクルショップや古着屋を利用するのがオススメです。

フリマアプリと比べて梱包や出品登録の手間がなく、その場で査定してすぐに買い取ってもらうことができます。また、直接持ち込むだけではなく、郵送で買い取りしてくれる店舗もあるので、まとめて手放したいアイテムがある際に便利です。

 

3.服やバッグの交換会を利用する

クローゼットで眠っていたアイテムを、ちょっと幸せな気持ちで手放すことができるのが「服の交換会」。服の交換会とは、不要になったアイテムを1点持っていくと、代わりに1点持ち帰ることができるというイベントです。靴やバッグも対象であることが多く、なんと試着できる交換会もあります。 

自分にとっては役目を終えたバッグが、誰かにとっては必要なものになる瞬間に立ち会えるので、穏やかな気持ちでお別れすることができます。SNSで「服の交換会」と検索すると開催情報が出てくるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

素材をリサイクルできる回収に出す方法

1.使わないバッグを回収しているブランドに持ち込む

最近では、店頭で自社製品を回収し、リサイクルに繋げているブランドも増えてきました。

例えば、アウトドアブランドの「patagonia(パタゴニア)」では、バッグに限らず、ほぼ全ての自社製品を回収しています。なんと、2023年春夏シーズンは、発売された製品の約98%がリサイクル原料で生産されているそう。

回収を行うブランドのほとんどが、店頭に設置されたボックスにいれるだけでOKなので、気軽に持ち込むことができます。

 

2.自治体の古着・古物回収があれば出してみる

もし、手持ちのバッグのブランドが回収を行なっていない場合は、自治体のサービスを利用するという手もあります。 

例えば、埼玉県の松戸市では市役所に専用ボックスが設置されており、バッグや靴を回収しています。ボックスに入れられたものは、主に海外で再利用されているとのこと。お住まいの自治体にリサイクル品の回収サービスがあるかどうか、一度チェックしてみるのも良いかもしれません。

 

心地よいお別れで罪悪感をやわらげて

今回は「まだ使えそうなものを捨てる罪悪感」に寄り添った、手持ちバッグとのサステナブルなお別れ方法をご紹介しました! LOVST TOKYOで新しいバッグを購入していただいた際、その背景には役目を終えたバッグの存在があることが多いと思います。もしも処分に迷った際は、ご紹介した方法をぜひ試してみてください。

今回の記事が、少しでも皆さんのモヤモヤ解消のお役に立てたら嬉しいです。

\スタッフブログ気ままに運営中!/
  • NANAMI

    アパレルの生産背景に疑問を持ち、サステナブルファッションやエシカル消費を学ぶ。環境に配慮しつつ、ファッションを楽しみたいと悩んでいたところ、LOVST TOKYOに出会う。より多くの人に、楽しくサステナブルなライフスタイルをお届けできるよう活動しています。