APPLE SKIN


アップルスキン(アップルレザー)とは

アップルスキン(アップルレザー)とは、廃棄予定だった有機リンゴの皮をアップサイクルすることで生まれた、環境や動物に優しい革新的な新素材です。

アップルスキンは環境に優しいだけでなく、パウダー状の粒子が有機組織を創りだすため、従来の合成皮革よりも通気性に優れています。

手触りは滑らかで、色と質感に幅広い選択肢があり、凝固および顔料含浸をすることで、染料を使用する動物の皮とは対照的に、素材の色味を豊にしています。

 アップルスキンができるまで

▶︎アップルスキンは、2004年イタリア北部の世界でも有数のリンゴ産地の果樹園から生まれました。

▶︎ヨーロッパでも有数のりんごの産地である果樹園では、年間220万トン以上ものりんごが収穫され、そのうちの7万トン以上ものりんごが廃棄・投棄処理されていたために異臭の原因になっていました。

▶︎ しかし、廃棄予定だったものから価値を生み出す「アップサイクル」というアイディアによって、りんごの絞りカスが新たな原料として生まれ変わったのです。 

▶︎乾燥させたリンゴはパウダー状になるまでさらに分解されます。

▶︎そして、合成レザー本来の性質を損なわないように、適切な分量で樹脂と配合されたのがこの「アップルスキン」です。

 アップルスキンの特徴

1、環境負荷を低減

アップルスキンの原料には、リンゴ由来のバイオ成分が20%~30%含まれています。これは本来であれば100%石油由来の合成皮革素材に対して、その石油系の樹脂の含有率を効果的に減らすことができる地球に優しい理想的な代替素材です。

また、カーボンオフセットの観点から見ても、リンゴの木自体が育つ過程で吸収している二酸化炭素の量と素材の生産時に排出する二酸化炭素の量と相殺できるという見方もできます。

そして、農林水産省にあたる政府機関で米国農務省のことUSDA(United StatesDepartmentofAgriculture)の提供するBiopreferredプログラムでも認証を受けています。

2、実用性が高い

商品の開発に用いる素材の種類にもよりますが、「アップルスキン」は植物由来のレザーの中でも耐久性に優れたレザーです。履物や車用シートに使える素材もあります。

また、軽量で撥水性にも優れているので、その実用性の高さから注目が集まっています。本革のように水に濡れても心配する必要はありません。乾いた布、または濡れた布でお手入れしてください。

 

3、ヴィーガン(動物へのリスペクト)

「アップルスキン」は動物にも優しいヴィーガンレザーとして認証を受けています。動物にも地球にも優しい考え方やライフスタイルを商品と一緒に伝えていきます。

 

地球に優しい未来を目指して

 

今はまだ100%植物由来の素材ではありませんが、「アップルスキン」の開発をしているイタリア現地メーカーは、今後も地球により優しい素材の開発努力を行っていくと約束してくれました。

そして私たちも彼らと協力しながら、持続可能な社会の実現に向かって、できることに精一杯取り組んでいきたいです。