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今、LOVST TOKYOが気になるあの人に聞いた! サステナブルなライフスタイル

目次

 

こんにちは! LOVST TOKYOマーケティング担当のSugitaです。

今、LOVST TOKYOが気になるゲストをお迎えし、日頃から実践しているサステナブルなアクションや、現在のライフスタイルを心がけるようになったきっかけをお伺いするインタビュー企画。記念すべき第1回目は、公式Instagramのリールにもご出演いただいたモデルのMARIEさんをお迎えします。

海外13ヵ国以上を訪れた経験を持ち、その旅先で環境問題への意識やプラントベースの食生活を始める気づきを得たというMARIEさん。当時のエピソードを始め、食のスタイルが異なるご家族と暮らす上での工夫やお気に入りのヴィーガンコスメまで、日々楽しみながらサステナブルなライフスタイルを送るためのヒントをお伺いしました!

 

旅行時に出るゴミの多さが環境問題への配慮のきっかけに

Sugita:今日はよろしくお願いします! 早速ですが、MARIEさんが環境問題に興味を持ち始めたきっかけを教えてください。


MARIE::旅行が大好きで、旅先で普段よりゴミを多く出してしまっていることが嫌だなと感じたことが始まりでした。

移動も多い旅行時はペットボトルのお水を買って飲んだり、ゴミ袋も普段の生活より多く消費したりしますよね。旅をしながら、地球を汚してしまっていることに罪悪感が生まれて、どうやったらゴミの量を抑えられるか考えるようになったんです。

そこで、「BRITA(ブリタ)」の浄水ボトルや「stojo(ストージョ)」のタンブラー、「stasher(スタッシャー)」のシリコンケースといった再利用できるアイテムを持ち歩くようになり、普段の生活でもゴミを出さない工夫を意識するようになりました。

 

Sugita:確かに、旅行時はゴミが増えがちですよね。今まで海外13ヶ国以上を旅されてきたMARIEさんですが、サステナブルな視点で特に印象に残った国はどこでしたか?

MARIE:タイのサムイ島です。大自然に囲まれて、牛や象、ニワトリなど動物と共存している暮らしはゆったりと時間が流れていて、自然と「環境問題や動物に配慮して日々を過ごしたい」という想いが強くなりました。タイでは、保護ゾウのボランティアにも参加したのですが、それまでより一歩踏み込んで動物の福祉問題を考えるきっかけにもなりました。

 

 

Sugita:日本で保護動物といえば犬や猫が一般的ですが、ゾウはどのような背景があって保護されるのでしょうか?

MARIE:タイには観光客が訪れる、ゾウに乗ったり一緒に遊んだりできるとても有名なアトラクションがあります。そのアトラクションをこなす中で、怪我をしてしまうゾウがいて、その子達を保護している団体があるんです。

私は海でゾウと遊ぶ体験をしたことがあるのですが、街で行われているアトラクションでは、ゾウの上に椅子を置いてそこに人が座れるようになっていて、何だかとても大変そうで…。ゾウに労働してもらっていることに明らかな違和感を覚えました。

 

Sugita:その経験から、保護ゾウのボランティアに参加することにされたんですね。

MARIE:はい。ボランティアといっても、参加する人が4万円をお支払いして、1週間泊まり込みでゾウに餌をあげたり施設を掃除をしたりします。その参加費用が、保護活動に使われるという仕組みです。

そこでは、保護ゾウたちが楽しみながら食事できるようにタイヤの中に食事をセットする等、メンタル的な充実感を与える「エンリッチメント」な取り組みがされていて、とても感銘を受けました。

 

無理なくプラントベースの食生活を続けるコツ

Sugita環境問題に配慮をするようになってから、プラントベースの食生活もすぐ実践されるようになったのですか?

MARiE:いえ、菜食に興味をもったのは「少食ファスティング講座」がきっかけでした。2020年当時、世界一周旅行をしていたのですが、新型コロナウイルスの流行で思いがけずタイのサムイ島に半年ほど滞在することになったんです。時間にゆとりがあったので、オンラインで以前から興味があった「少食ファスティング」を受講しました。そこで、マクロビオティックの玄米菜食を学ぶ中で、動物性タンパク質を摂らなくても健康的に過ごせることを初めて知りました。

私自身、動物がすごく大好きで、動物を犠牲にしないプラントベースというライフスタイルは自分にすごく合っているなと感じたんです。ヴィーガンや菜食について色々調べるなかで、畜産業が地球環境に与える影響や動物福祉の問題についても知ることができたので、とても良いきっかけでした。

 

 Sugita:菜食は、最初の一歩よりも続けることが難しそうなイメージを持っている方も少なくないと思います。MARIEさんはいかがでしたか?

MARIE:そうですね。最初の頃はお肉の代わりに大豆ミートを使って、積極的にヴィーガン食品を取り入れていました。でも、お湯で戻す等どうしても工程が多くて続かなかったんです。そこで、たどり着いたのが、スーパーで売っている厚揚げです。焼くだけでもおいしいし、野菜と炒めたり煮たりしても◎。モチモチの食感が大好きで、いつも同じメーカーのものを購入しています。そこに、旬の野菜やきのこを炒めたものや、納豆と味噌汁を合わせたメニューが我が家の定番です。

 

Sugita:厚揚げ、すごく便利ですよね。MARIEさんのご家族は、菜食中心ではないとお伺いしました。ご自宅で食べるメニューはご家族と分けていらっしゃいますか?

MARIE:いえ、一緒のメニューを食べています。ありがたいことに夫は菜食への理解があり、私がつくるプラントベースのご飯もおいしく食べてくれてます。夫が料理する日は魚料理が出てくることもあるので、そういったときは私も一緒に食べていますね。

 

 Sugita:臨機応変に対応されているんですね。菜食に限らず、環境問題や動物に配慮したライフスタイルを心がけ始めると、何となく完璧主義なモードにハマってしまって、悩んでしまう方も多いと聞きます。MARIEさんはいかがでしたか?

 MARIE:そうですね。私は出産後に、それまでのライフスタイルを続けるのが難しいと感じる時期がありました。子育てや仕事に日々追われて、地球の未来や動物を想う気持ちに変わりはないけれど、まずは目の前の自分がやるべきことをどうにかしなきゃって…。よく「菜食やサステナブルなライフスタイルは、経済的にも時間的にもに余裕がある人しかできないよね?」という意見を耳にしますが、当時初めてその気持ちに共感しました。

 

Sugita:それでも続けられたコツは何かありますか?

MARIE:一旦、それまでの自分の当たり前をリセットして、時間もお金も限りがあるなかで続けられることは何かな?と考えてみたんです。その結果、大豆ミートの代わりにすぐ食べられる厚揚げを買ってみたり、生態系に影響を及ぼさない「ジャボン玉石けん」を使ってみたり、身近で手に入りやすいものや時短でもできることから日々の暮らしに取り入れてみたんです。そうすることで、心にゆとりを持ってサステナブルなアクションを続けられるようになりました。

 

お買い物のマイルールと美容で心がけていること

 Sugita:他にも日頃から実践しているサステナブルなアクションがあったら、教えてください!

MARIE:ものを買うときは、いきなり新品を買わずに「メルカリ」や「ジモティー」でリユース品を探すようにしています。

洋服の場合、なかなか気に入るデザインのものが見つからないときもあるので、そういった場合は新品で探します。新品を買うときは、ファーやリアルレザーを避けたり、日本の縫製技術を守ることに繋がるメイドインジャパンのものを選ぶようにしていますね。

エシカルやサステナブルなブランドだとそういったアイテムが見つかりやすいので、「CASA FLINE(カーサ フライン)」や「PUBLIC TOKYO(パブリック トウキョウ)」はよくチェックします。また、長く着られるデザインであるかも、重視しているポイントですね。 

ハンサムカジュアルな私服が素敵なMARIEさん。LOVST TOKYOのアイテムをどんなコーデで楽しみたいかご提案いただいた私服SNAPはコチラのリールからチェックできます! ​​

  

Sugita:ありがとうございます! コスメやスキンケアもお気に入りのヴィーガン&サステナブルブランドがあったら、ぜひお聞きしたいです。

 

MARIE:最近よく使っているのが、「bareMinerals(ベアミネラル)」のチークと「susurro(ススーロ)」のマスカラです。

bareMineralsの「CR ハイライター」は、ヴィーガンで紫外線吸収剤が不使用のクリームタイプのチーク。伸びが良くて自然な血色感が出るので気に入っています。もともと肌が荒れやすいので、なるべく石鹸で落ちるコスメを選ぶようにしています。

また、 susurroもヴィーガンコスメです。「ロング&カールマスカラ」は、絶妙なブラウンで抜け感が出ます。このマスカラを使ってると、まつげを褒められることが多くて自然と出番が多いんです。

 

手前から「bareMinerals」のCRハイライター、「foi(フォア)」のアイラッシュセラム、「susurro」のロング&カールマスカラ。

 

Sugita:susurroのマスカラ、LOVSTスタッフも愛用しているメンバーが多いです。肌が荒れやすいとのことでしたが、今日お会いしてお肌がすごくキメ細かくて驚きました! スキンケアは、何かこだわりはありますか?

MARIE:最近は、タイ発のスキンケアブランド『HERBAL SHOT(ハーバルショット)』のアイテムを愛用しています。動物由来の成分だけではなく、肌が荒れる人もいるアルコールやパラベンが不使用で、オーガニック認証を受けた植物エキスがふんだんに使われています。肌に優しい使い心地で、最近のお気に入りです。

Sugita:ありがとうございます! 他にも美容で心がけていることがあったら教えてください。

MARIE:ストレスは健康と美容の大敵なので、「ホリスティックヘルス」な状態を保てるように意識しています。「ホリスティックヘルス」とは、精神・身体・環境が調和し、最良のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を得ている状態のことを指します。以前、受講した『AWAKE&(アウェイクアンド)』の講座を通して学びました。

ちょっと疲れたなと感じるときは、自分が幸せを感じやすい時間を過ごすようにしています。私は自然と触れ合うことが大好きなので、日常の中でも公園や海に出かけてリフレッシュしています。

 

Sugita:そういった時間って本当に大切ですよね。少し散歩をするだけでも頭がクリアになりますし。 

 

 MARIE:そうなんです。他にはヨガも取り入れていて、短い時間でも心身が整う感じがするので、無理なく続けられています。あとは、夜寝る前はスマホをなるべく見ないようにしています。情報が流れ込んでくると知らないうちにインプット過多になってしまうので、意識的に脳を休めるようにしていますね。

 

Sugita:寝る前はついスマホを触ってしまいますよね…。明日から実践してみます。MARIEさん、今日はありがとうございました! 

 

意外と身近に溢れているサステナブルな選択肢

今回は、モデルのMARIEさんにお話しをお伺いしました!

環境問題や動物に配慮するライフスタイルをいざ実践してみると、最初の一歩より続けることがいかに大変かを感じている方も少なくないと思います。

仕事や子育て、自分のやるべきことに日々追われているなかでも、無理なく続けられること。昨日までの当たり前を手放して視点を変えてみると、意外と身近にサステナブルな選択があることを、MARIEさんは教えてくださいました。この記事を通して、皆さんの日常にも取り入れられるヒントがあれば幸いです。

 

【編集後記】

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 編集を担当した、ブランドディレクターのFumiです。

記事本編ではご紹介できなかったけれど、どうしても掲載したいおすすめ情報をMARIEさんが教えてくださったのでシェアさせていただきます。

 

 

それは、旅行が大好きなMARIEさんがお気に入りのベジタリアン食堂。沖縄にある台湾の精進料理専門店『金壺食堂』。ピーナッツや大豆ハムなどが入った、具だくさんのちまきが絶品なんだとか! 店主の方もとても親切とのことなので、ぜひ沖縄を訪れる予定がある方は足を運んでみてくださいね。

ちなみに、コチラのちまきは、お店のX(エックス)=旧Twitter(ツイッター)アカウントから通販で購入も可能とのこと。私は早速、お取り寄せを計画中です(笑)

 

 

<ACCESS>

金壺食堂

沖縄県那覇市壺屋1-7-9

営業時間:8:00〜15:00

定休日:木曜日

 

\スタッフブログ気ままに運営中!/